2010年11月05日

10年後…僕は35歳ですよ~

皆様こんばんは!あっと言う間に11月になり、あっという間に
寒くなって、自転車通勤の僕も風をきって走るのがつらく
なってきました。


さて、突然ですがカタログ通販は皆様利用されますか?
僕はもっぱらネット通販でamazonとかを利用してますが、
カタログ通販はわりとマダムの方達が利用してる様です。
統計で言うと40代女性が多いようですね。


逆に、20代女性の利用が減ってるらしく、各社とも
マダムだけじゃイカン!って事で対策を打ち始めてるようです。


セシールは、定番を低価で売るブランド「フィズ」など、
20~30代の女性向けのブランドを打ち出し。


ディノスは桃華絵里29歳が選ぶ小物や家具の通販サイト開始。
若者顧客を狙ってます。


イマージュは「東京ガールズコレクション」に出展したし、
僕はドラマはあまり知らないですが、テレビドラマ「モテキ」
と連携してCMを出してます。


ただ、どの会社もこれと言った実績は出てないようで、まだ
課題山積の様です。 普通なら所得を多く持つ40代以上の女性を
狙うべきでしょうが、20代の女性の10年、20年先を考えると、
今のうちに顧客層の若返りを図らないと、将来が苦しくなりますよね。
当たり前ですが、メインの40代女性達も、50~60代になります…。


通販を利用する人はご存知でしょうが、通販の市場規模はこの不景気な
ご時世でも伸びてます。その伸びは日本経済の不景気でも関係なしですね。
若い世代の客層をつかみきっていませんが…。どうなることやら。


先ほど、10年~20年先を考えてるって言いましたが、
現在の顧客層が40~50代だったとして、10年後にはどの
ようになっているでしょうか、顧客層も歳をとり、企業側も
社長が変わったり、代変わりしたりします。全てが変わってるでしょう。


つまり戦略に時間軸も考慮しないと駄目ですね。
時間軸を考えると、顧客は入替わっていきます。例えばターゲットの
20代が年とって30代になったら、新たに20代になる顧客を
ターゲットにしないと駄目です。


会計士事務所や税理士だって、法人の客が成長して上場する程になったら、
さようならって事もありえると思います。上場する時の色々な事は、
過去の会計士や税理士にかわって、また別の会社が強みを持ってますよね。


もしくは、今の顧客が歳をとって変われば、自社も変わっていくってのも
ありと思います。無印良品が一時期、「団塊ジュニアと心中する」てな
感じの戦略を取ってたけど、それですね。


どっちが正解ってことはないですが、どっちで行くかで、やるべきことが
変わりますよね。 話はもどりますが、今回の各通販会社の取り込みは、
顧客の入れ替わりを想定したものになってます。


つまり、「10年後とかの先細り防止」ですね。今は大丈夫でも、
先を考慮していくと、やるべき事があるっていう、
まぁ経営判断ですかね。


時代が変われば、同じ年代のお客でも生活様式や習慣が違うかもしれまないし、
難しいですよね。とはいえカタログ通販は…僕を含め若い年代は、
ネット通販主流だし、「カタログ」通販自体が危うい気がします。


僕も昔は印刷加工会社に勤務してましたが、カタログの表紙にPP貼りを
してたのが、プレスコートになり、最後にはかこうがなくなったりとか、
カタログの原紙を安いものにしたりとか、カタログ自体が衰退でした。


通販の市場は成長してますが、細かく見ると、カタログよりも、
ネット販売の売り上げが、大半を占めてるのでは?っと想像しちゃいます。


一例として、セシールの下のHPをみてください。
同じセシールでも大分毛色が違うと思いませんか?


セシールHP
http://www.cecile.co.jp/

セシールフィズ
http://www.fizzjo.com/


10年後にいきなりは変われない!今から準備して、
ノウハウを蓄積しましょう!

  

Posted by 感動会社楽通 at 19:02Comments(4)楽通営業日記